京都建築スクール
2009年 課題概要


2009年テーマ: 「境界線のルール」

課題概要:

この合同スタジオは、今年から3年間続けられる。各年、異なる観点からルールをデザインする。
    2009年・・・境界線のルール
    2010年・・・アクティヴィティのルール
    2011年・・・環境のルール
今年の課題「境界線のルール」は、学校単位でチームに分かれ、2つのフェーズで進めた。

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Phase 1
<ルールを知る>
現在、都市の形を決定するどのようなルールがあるか、それによって現実にどのような都市の形がつくられているかを調査する。
調査をとおして現行のルールの問題点を発見する。

<ルールを作る>
ある正方形街区のために、建物の集合の仕方を規制するルールをつくる。
a)街区の大きさは120m×120mとする。
b)道路幅員は10mとする。
c)街区は一つの敷地の状態である。
d)敷地は市街地の住商混合地区とする。
e)建物の高さ制限は15mとする。場合によっては、高さのルールをデザインしてもよい。
f)上記条件にしたがって、敷地を分割し建物を建てるために、敷地境界線や壁面線などのルールをデザインする。


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Phase2
<ルールに応える>
作ったルールは他のチームと交換し、そのルールにしたがって建物をデザインする。
120m街区のなかのすべてあるいは一部をデザインする。
自分たちが作ったルールを自分たちが解くのではなく、他のチームが作ったルールを解くことで、ルールが与えられるものであることを、擬似的に体験する。
そして、建物のデザインをとおして、与えられたルールの意義や可能性を提示する。


参加校:

京都大学チーム / 岡野孝則、加藤雄也、川吉里季、澤田達哉、千葉美幸
京都工芸繊維大学 team TEKITEKI / 稲川彩乃、狩谷あずさ、六車直樹、村尾俊輔
京都工芸繊維大学 team Vegetable / 荒岡美帆、宇山優香、梶本裕、木島雄輝
京都造形芸術大学チーム / 嶋川真登、宮坂夏雄、矢野杏奈、山下莉央
立命館大学チーム / 井上隆志、小松慧史、川口洋平、鬼頭良輔、
           谷剛志、長谷川寛明、平谷祐作
京都建築専門学校チーム / 稲垣雄大、中村侑介、西村めぐみ、鈴木祥一郎(京都大学)

スタジオ指導: 魚谷繁礼(京都建築専門学校・講師)
朽木順綱(京都大学・助教)
阪田弘一(京都工芸繊維大学・准教授)
田路貴浩(京都大学・准教授)、松岡聡(京都造形大学・専任講師)
八木康夫(立命館大学・准教授)、

編集: 山崎泰寛(編集者・建築ジャーナル)

アートプロデュース:

加藤彩世、辻諒平、吉濱芳(京都造形芸術大学 ASP学科)
協力: 建築ジャーナル